北川さん(日本福祉大学)

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フィリピンに到着し空港の外に出た瞬間、多くの人々と独特の空気感に圧倒されました。なぜなら、日本とは180度異なる国の特性を感じたからです。

まず初めに驚いたことは、街の至る場所で人が寝ているという状況でした。日本にもホームレスが存在しますが、駅構内や公園のベンチ、或いはテントで生活をし、雨風をしのいでいます。しかし、フィリピンでは 店の前や道路脇に身を一つ置き、物乞いやゴミを漁って毎日を生きているという光景を目の当たりにしました。それは、人だけではありません。犬や猫等の動物達もまた、ゴミや落ちているものを探して街を歩き回ったり、力尽きて座り込んだりしているのでした。

このような光景を見たためか、バセコの子どもたちの生活がどのようなものであるのか、とても気になりました。

 

2日目、バセコに到着すると人々の温かい歓迎を受けました。

子どもたちの輝く目と笑顔に嘘はなく、見ているだけで涙が出てくるほど、私達が愛情を貰っていたと感じます。

私は、バセコの子どもたち一人ひとりに「あなたは幸せですか?」と質問しました。

彼らは私にハグをし、ぎゅっと手を握りしめながら「幸せだよ」と答えました。

たった一つのお弁当を家族で分ける子どももいれば、1人で全てだべる子どももいる。

サンダルや衣服を身につけている子どももいれば、それが困難である子どももいる。

様々な貧困や格差、連鎖を目の当たりにしましたが、家族を心から大切にするフィリピンの国民性に温かさを感じたボランティアでした。

お腹いっぱいご飯が食べられること、好きな物が買えること、学校に通えること、生活の全てが当たり前ではない事を痛感し、フィリピンの人々から生きる知恵や強さを学び得ることができました。

遠い国で共に過ごした19人のメンバー。最初は一人ひとりと仲良く出来るか不安で仕方がありませんでした。そんな不安とは裏腹に、楽しさや辛さ、嬉しさや涙を共有し、仲を深められた事が何よりも嬉しく、幸せな時間だったと感じます。

一生大切にしたいと思う、かけがえのない仲間に出会えたことに感謝しています。

また、りほさんやロデル、ダンが居てくれたからこそ成り立っていたこのボランティア。感謝してもしきれません。多くの大切な事を学ぶきっかけや、新たな1歩を踏み出すことの出来た8日間でした。本当にありがとうございました!

 

私の次の目標は、もう一度フィリピン(あるいはその他の国)へ行き、子どもの生活の支援をすることです。

微力ですが、1人でも多くの人たちの力になりたいと心から思いました。