前川さん (椙山女学園大学)

◆タイ山岳民族ボランティアに参加した理由
去年、タイボラに参加させてもらい、「ボランティアってなんだろう?」「共に生きるってどういうことだろう?」「自分の人生、この先何を大切にしたいのだろうか?」という事への答えが見つかりませんでした。就職活動を終え、社会に出る前に、もう一度自分と向き合う時間が欲しかったのだと思います。
それと、去年タイのミラー財団でお会いした、スタッフの方にもう一度会いに行きたかったのが、参加の理由です。

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◆参加する前の気持ち・意気込み
1人で前入りするということもあり、初の1人海外でもあり、無事に行って帰ってくるっていうのが、1番思っていたことです。あとは、上記した3つの答えを探してきたいって思っていました。だから毎日日記をつけること、毎日反省の中でよかったことを挙げること、次の日の目標を書くことを自分の課題にしていました。

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◆村に入ってからの感想、出来事
村に入って、アカ族のお母さんやお父さん、子どもたちの明るさに圧倒されました。
みんな優しくて、お客さんとして迎え入れられているというよりも、村の家族の一員として迎え入れてくれていると感じました。村で子どもたちと走り回って、タイパンを破ってしまったことがありました。そして家に帰ったら、お母さんが「あたしが縫ってあげるから、貸して」って言ってくれて、あたしのタイパンを直してくれました。水風船で遊んで、ずぶ濡れで帰った時は、「イチジュウ!(シャワーしておいで)」といって、タオルと服を手渡してくれました。お父さんは、夜のミーティングが終わるまで待っててくれて、いつも一緒に家に帰ってくれて、おやすみって言ってくれました。朝は、ぐうたらなあたしたち二人を起こしてくれるのもお父さんでした。他の家にホームステイしている子が遊びに来ていたら、その子たちの分のごはんも用意してくれたり・・・。お客さんじゃなくて、家族の一員として迎えてくれているっていう温かさは、日本ではあまり感じることの難しいことであった、そういう心のゆとりっていうか、広さを当たり前のように持っている村の人たちの豊かさを感じました。

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◆活動、ホームステイはどうだったか
セメントは正直重たかったです。けど、それよりもずっと心にずっしりと確かな達成感があります。
辛い作業の中で、誰も雰囲気を悪くすること言わなくて、だから自分ももっと楽しく作業したいって気持ちが強くなって。きっと一人ひとりがそういう気持ちで作業していたから、初日よりも2日目の方が、2日目よりも3日目の方がって団結力や楽しさが増していったんだと思います。
小学校での活動では、前入りして、2週間ミラーで活動していた分、自分の成長が感じられ、とても嬉しかったです。みんなで考えた学習方法やゲームが盛り上がったり、子どもたちが笑っていたりすると、ここにいてよかったなって感じました。

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◆ツアーを終えての感想
ツアーを終えての感想っていうか、自分の1ヶ月の振り返りみたいになってしまいますが、今回の夏で新しい自分に出会えたと思います。1つは、ミラーでの活動やバンコクの観光で、自分に少し自信が持てたかなって。知らない土地の知らない人たちと関わるって、言葉の壁が越えられないって思っていた部分があって、でも違いました。伝えようって思う心がお互いにあれば、伝わるなって。そして、逆に言葉が通じる者同士はもっとたくさんの話をした方がいいなって思えました。人との関わりは時にめんどうって感じてしまうことがあるあたしには、色んな人とちゃんと言葉を交わしたいって思えるようになったことが進歩だなと思いました。ボランティアの意味っていうのは、お互い様だなって。あたしは、現地に行ったって以外は、全部人の手を借りて作業や活動をしてきました。お互いがあるものを出しあうっていう、お互い様という成り立ちがボランティアって言葉になっているだけなのかなって感じました。

 

だから、日々の生活の中でも、自分に足りないもの、相手が困っていること、それをお互い様って気持ちで支え合う事が大切な事なんだなって思いました。共に生きるっていうのは、目に見えるもの、見えないもの、自分に関わりがあるものを身近に感じることなのかなって思いました。それは、さくらさんの話を聞いたっていうのものありますが、アカ族の全てのものに精霊が宿っているっていう考え方や、自分が食べているものの生死を身近に感じること、何かに感謝すること、そんな気持ちで、自分の周りを見ることが、共に生きるってことかなって。それは自然とだったり、人だったり、ものだったり、なににでもあてはまるのはないでしょうか。
そして、あたしの人生で1番大切にしたいなって思ったことは、見たい・感じたい・知りたい・やりたい、そんな気持ちの向く方向に歩いて行くこと。今回、そんな気持ちが原動力になって、江口さんや家族、友達が背中を押してくれたから、こういうこと書いている自分がいるわけであって…。でも、最初に自分が行きたいって思わなかったら、ありえなかったことで…。

だから、自分のやりたいこととかに自信持って進んでいきたいなって思いました。そうしたら、きっと、今回みたいに助けてくれる人や、応援してくれる人に出会えるんじゃないかなって。
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◆最後に一言
大学生活最後の夏休みとして、上出来でした。
次は、仕事でタイにいけるように、来年から頑張ります。そんな目標ができたことも今回の旅行のおかげです。そして、タイで出会ったインターン生のみんな、さくらさん、アソーさん、ピンちゃん、マノップ、ありがとう。一緒に活動したタイボラのみんな、2週間活動を共にしたみんな、ありがとう。日本で、あたしの帰りを待っていてくれたみんな、ありがとう。いろいろな人に、ありがとうを伝えたいです。